『先生に、一番最初に報告したかったんです!』

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【教師】 峰 岳徳 ※沼田くんが中3時に担当。
【生徒】 沼田 賢治くん(30歳)

【沼田くんの通塾履歴】

  •  中3:鷗州塾西条校に入塾
  •  高校入試時は、第一志望校 思うようにならず、近大附属東広島高校に学費免除で合格 ⇒賀茂高校進学
  •  高1〜高3:鷗州ハイスクール広島駅前本校・西条校に通塾
  •  2012年:広島大学医学部医学科に見事現役合格!⇒進学
  •  ※賀茂高校創立以来、初の【広島大学医学部医学科 現役合格】その後は、合格者は出ていません。
  •  現在、東京都立「小児総合医療センター」に勤務

9/13にアメリカから届いた「アメリカの医師国家試験」合格通知

[9/13にアメリカから届いた「アメリカの医師国家試験」合格通知]

先生:沼ちゃん、おめでとう!足かけ7年、2回目の受験でアメリカ医師国家試験「STEP 2(※1)」まで合格じゃねぇ!おめでとう!
※1:STEP 1は英語の筆記試験、STEP 2はアメリカ国内で患者さんを演じる役者の方を相手に「適切な医療行為」を行えるかが採点されます。もちろん、すべて英語でのやりとりです。STEP 3で再度学科試験等ありますが、沼田くんの今後の夢やアメリカでの永住権等のこともあり、沼田くんは今のところ受験の予定はありません。

沼田:先生、ありがとうございます!今日は先生、飲みましょう!(笑顔)

先生:今日の緊急医療の勉強会どうじゃった?来週また資格試験じゃねぇ?忙しい中ありがとう!

沼田:たくさん学べました。そうなんです、21日は「救急医療専門試験」なんです。試験時間は4時間で、11月に合格発表があります。

先生:一生勉強じゃねぇ。小児科医療センターに勤め、救急医療専門試験を受け、来年からは茨城県の総合診療(※2)で有名な“水戸協同病院”に勤務じゃもんねぇ。福井県立病院救急救命センター(※3)にも望んで勤務してたし、ドクターヘリにも乗っていたよねぇ…。

ドクターヘリと沼田くん

[ドクターヘリと沼田くん]

※2:総合診療とは、なかなか病名の判断がつきにくい病気を、患者さんの訴えや様子等から判断し、その病気の専門医に橋渡しする診療です。深く幅広い医学知識と症状等から正確に判断する技術が必要となります。各県に1か所、大学の附属病院等に総合診療科があるくらいです。
※3:福井県立病院救急救命センターは、NHKでたびたび特集で取り上げられるような病院です。

沼田:はい、地元の広島に戻って、救急救命医(ER)になりたいんです!そのためにも、たくさんのことを経験したいんです。30代後半までに確固たる自信を持ちたいというか、いま小児科医療センターに勤めているのも、患者さんが大人の方だと症状を“言葉で”伝えてくれますが、小さな子供や、特に赤ん坊だと“言葉で聞き出せない”のでヴァイタルをとって(vital signs:バイタルサインのこと⇒脈拍・体温・血圧・呼吸数・意識レベル等々)、さまざまな可能性を考えながら、どういう病気なのかを判断しなくてはいけなんです。30代後半というのは、それまでに経験を積みたいということなんです。

先生:ところで沼ちゃん、なんでアメリカの医師国家試験なん???

沼田:大学4年の時に、好きな女の子に告白してふられて…

先生:告白してふられて???

沼田:絶対に見返してやる!と思ったんです(笑顔)

先生:(笑顔)沼ちゃんらしい!(笑顔)それで?

沼田:医学部にいるので、日本の医師国家試験に合格し医師免許を取るのは誰でも当たり前に考えるじゃないですか。だからそれプラス、「アメリカの医師国家試験に合格してやろう!」と考えました。でもこんなに難しいとは…

先生:だって沼ちゃん、アメリカの医師国家試験だから英語での試験だよね?

沼田:そうです。だから英会話の教室にも通い、インターネットでネイティブの人と話すプログラムにも申し込んで、英語の勉強もずっと続けました。

先生:すごいねぇ…、お金もかかるよねぇ…

沼田:おそらく、英会話の授業料やアメリカへの渡航費用、試験期間中の滞在費用、アメリカの医師国家試験受験費用(約16万円)等あわせて300万円くらいかかったと思います。

先生:すごいねぇ…

沼田:STEP 1(英語の筆記試験)からSTEP 2(アメリカ国内で患者さんを演じる役者の方を相手に「適切な医療行為」を行えるかの試験)まで、7年以内で合格しないといけなんです。ぼくはちょうどその7年でした。働き始めて給与をもらえるようになったので、自分の目標のためにお金をつかいました。

先生:すごい!!!なんで沼ちゃんは、そんなに頑張れたん?

沼田:ふられたからです(笑)

乾杯する沼田くんと峰先生

[乾杯する沼田くんと峰先生]

先生:沼ちゃんらしい答えじゃ(笑)。沼ちゃんはおじい様が病気で亡くなって、病気の人を助けたいと思って医師を目指したよね。そもそも、何で鷗州塾に来てくれたんじゃろ?

沼田:小5・小6と竹原と三原にある塾に通い、中学入試を受けましたが、どこにも受かりませんでした。地元の公立中学に行ったんですが、そこでぼくはずっと“いじめ”にあっていました。教科書を全て捨てられたり、後ろから理由もなく叩かれたり…。そういうこともあって、転校しました。それで両親が「鷗州塾がいいだろう」と。中3の5月から鷗州塾に通うことになりました(笑顔)

先生:先生は沼ちゃんにはものすごく助けられたよ。先生は授業の最初で、必ず沼ちゃんに質問したよね。すると沼ちゃんは、おしいところでよく間違えてくれた(笑顔)

沼田:はい、先生。昨日のことのように、よく覚えています(テレ笑い)

先生:あれはクラスのみんな、沼ちゃんに感謝しとるよ!沼ちゃんがみんなを代表して“おしいところで間違ってくれる”から、そこから先生の解説が始まり、塾のクラスのみんなが深く理解できたんよ!(笑顔)だからみんな「よく間違ってくれた!」と沼ちゃんに感謝してるよ!(笑顔)

沼田:先生、ぼくはとにかく先生の授業を受けに行くのが楽しくて楽しくて!どんどん勉強が楽しくなって、先生の授業のある月曜日が待ち遠しかったんです。ぼくの居場所ができたんです(笑顔)。勉強の楽しさ、努力の楽しさがあの時に分かったから、いまこうして医者になれたんです!(笑顔)

先生:ありがたい言葉じゃ…。ありがとう…。沼ちゃん、お医者さんになるには、お医者さんになってから必要なものは?

沼田:「医者になりたい!」という気持ちだと思います。そして必要なのは、相手の立場になって思いやることではないでしょうか。そしてそれを伝える力、伝え方…コミュニケーション能力が必要なんだと思います。言葉、声の抑揚、表情、間、目、身振り、すべてがメッセージになると思うんです。なので伝える力はものすごく大切だと思います。

先生:沼ちゃん、沼ちゃんと同じように受験でうまくいかない後輩もおると思うんじゃけど、その後輩たちにメッセージはある?

沼田:たかが入試ですよね。一度や二度の失敗で決まらないですよね。もし一度・二度の失敗に支配されて人生が決まるなら、それは自分がそうなることを選んだんですよ。今は分からないかもしれませんが、必ずやりたいことが見つかるので、その時はとことんやればいいんです!あきらめなかったら、助けてくれる人にも出会え、必ずいいことがありますよね!

先生:沼ちゃん、立派じゃ!先生は、中3の時からずっとこういう風に話せる時を心待ちにしとったんよ(笑顔)。自身のいじめのこととか、話すのもつらかったかもしれんけど、いろいろ話してくれて本当にありがとう!沼ちゃんは、先生の最高の教え子じゃ!

沼田:先生、ぼくは鷗州に来たから今があるんです!いや、先生に出会えたから今の自分があるんです!先生の授業を受けて勉強が楽しくなり、努力するのが当たり前になって、塾に行くのが本当に待ち遠しくなり、自分の居場所が見つかり、先生は授業でぼくをヒーローにしてくれ、塾は本当に居心地が良かったです。先生はいつもぼくを認めてくれたんです…。「沼ちゃん間違ってくれてありがとう!これでみなに解説できる!」「沼ちゃん、医者になろうと考えた時点で、凄い!先生の中学のころより1,000倍凄い!」「沼ちゃん、良かったのう!(笑顔)中学入試も高校入試もうまくいかんで(笑顔)。必ず良かったと将来思えるけぇ!」って…いつも峰ぶしで認めてくれたんです。いつもぼくの味方でいてくれたんです。先生は、ぼくを明るい場所へ連れて行ってくれたんです!先生は、ぼくの最強のヒーローなんです!(笑顔)

先生:(涙)…、なんか沼ちゃん泣けてきたわ…。ほんまにありがとう!よし沼ちゃん、2軒目に行こう!すいません、お勘定をお願いします!

沼田:先生、ここはぼくに出させてください!今日もいろいろ話を聞いてもらって、元気になれました!(笑顔)

先生:何言よるんね!先生が出すけぇ!!!

沼田:先生、先生には毎回話を聞いてもらい、毎回ごちそうしてもらって、元気をもらって…。だから「いつかぼくが先生にごちそうしたい」と、ずっと思ってたんです!今回、アメリカの医師国家試験に合格して、一区切りついたんで、ぜひ先生、ぼくにごちそうさせてください!!!

先生:(涙)…沼ちゃん、ほんまにありがとう…。ええと沼ちゃん、沼ちゃんを大学4年の時にふった女の子の名前は?

沼田:■■さんです(笑)

先生:[店で立ち上がり]「お食事中のところみなさん、すいません。彼は私の塾の教え子なんですが、中学・高校入試とうまく行かず、でも高3まで塾で頑張ってくれて、広島大学医学部医学科に合格しました。そして日本で医師となり、その後アメリカの医師国家試験にも7年間チャレンジし続けて、今回合格しました。なんでそんなに頑張れたかというと、■■さんという女の子にふられたからなんです。なので、すいません、彼の合格を祝して、発声させてください!」
「■■!沼ちゃんは、アメリカの医師国家試験に受かったどー!」

店中のお客さん・店員さん:微笑み微笑み微笑み 拍手拍手拍手

2人:笑顔・笑顔・笑顔

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